【仕事関連】ロンドンでデザイナーを探すには
みなさんこんにちは、KKです!
海外で仕事をしてると、いいビジネスパートナーを見つけるのって結構難しいですよね。言語の壁や商習慣が異なると思わぬところで落とし穴にはまり、思うように仕事がすすまないことがあると思います。
中でも今回はロンドンでデザイナーを探す時のポイントを紹介したいと思います。
ロゴやポスターのデザイン、商品パッケージ、ウェブデザインなどBtoCに限らず、BtoBにおいてもデザイナーに仕事をすることは多々あると思います。
日本人または日本企業が海外でデザイナー/デザイン事務所を探す場合、ポイントとなるのは下記2つかと思います。
①現地の市場についてよく知っていること。
イギリスは日本以上にデザインコンシャス(design conscious)が高いという言い方がされてますが、見た目を大事にします。レストランの場合日本だと料理の見た目や内装が良くなくてもおいしければ買ってくれますが、イギリスではそうはいきません。
イギリスにはWagamamaという有名な日本食チェーンがあります。2018年現在イギリス国内に130もの店舗を構えています。僕も1度食べにいきましたが、はっきり言って不味いです。お酒も飲みと最低でも一人20£(3000円)くらいはいきます。料理だけで考えると全く割に合わない、コスパ最悪の店です。
ではなぜ流行ってるかというと、内装がとにかくおしゃれでメニューや器などのデザイン性が高いからです。ロゴもアイコニックで高級感もあります。よくイギリス人は馬鹿舌というように、正直あまり味を気にしていない部分があり、その分店の雰囲気を重視しています。
こういった事情を知らずに、日本と同じようなデザインで勝負してもなかなかうまくいかないでしょう。ぜひ現地に精通してるデザイナーを選んでください。
②日本の商習慣についてよく知っていること。
海外のデザイナーだと融通がきかないことが多いです。細かい修正に追加料金が取られたり、しっかり指示を出さないと思った仕上がりにならないことが多いです。日本をよく知ってるデザイナーであれば行間をくみ取って仕事をしてくれる傾向が強いので、日本人にとっては仕事しやすいと思います。
以上の①②を踏まえた上でHPなどでポートフォリオ(作品集)を見てみるとよいかと思います。デザインが気に入ったらコンタクトしてみてください。
【ロンドンにいる日本人のデザイン事務所】
参考として、僕が周りからきいた評判のいいデザイン事務所を紹介します。
・Centre Creative:ロンドンで10年以上活躍するデザイナー、特に現地の小売市場に精通している。日系企業のクライアントも多く、主に売れるためのデザインを強味としてるようです。商品のパッケージやポスター、店内デザインなどをお探しの方はぜひコンタクトしてみてください。
・Tangent:受賞歴多数のデザインエンジニア。受賞歴多数。クライアントとしてエルメスがいるなど、インスタレーションが得意だそうです。展示会への出展などを考えている方はぜひコンタクトしてみてください。