KK’s Life in East London

ヨーロッパ全46カ国を含む、世界70カ国の旅ブログです!以前ロンドンに住んでたので、その時の様子も紹介してます!

【ウイスキーの聖地】アイラ島蒸留所巡りpart1

さて、前回はアイラ島訪問時の注意点や費用などについてお伝えしましがた、今回は全9蒸留所を訪問した順に紹介していきたいと思います。

f:id:kktabi:20190418222833p:plain

蒸留所の地図と訪問順

【訪問順】

■初日

ボウモア蒸留所(Bowmore)*

②カリラ蒸留所(Caol Ila)

③アードナホー蒸留所(Ardnahoe)*

ブナハーブン蒸留所(Bunnahabhain)

⑤キルホーマン蒸留所(Kilchoman)

 

■2日目

⑥ブラックラディ蒸留所(Bruichladdich)

⑦ラガブーリン蒸留所(Lagavulin)**

ラフロイグ蒸留所(Laphroaig)

⑨アードベック蒸留所(Ardbeg)**

*ツアーに参加したところ、それ以外はテイスティングのみ

** テイスティングが有料、それ以外は無料でした

 

初日はボウモアから北アイラ、2日目に残りと南アイラの3つ(クレイジージャーニーではアイラのクリンナップって言ってました)に行った感じです。アードナホー蒸留所ができて9蒸留所となったので野球チーム作れますね。

 

【①ボウモア蒸留所(Bowmore)】

さて最初はボウモア蒸留所です。アイラの中央に位置する、空港からの近く、アイラ最古でとても有名な蒸留所です。ボウモアの街はアイラで一番栄えてる街で、ホテルがたくさんあり、夜10時までやってるスーパーやピザ屋さんもありました。

f:id:kktabi:20190418210658j:plain
f:id:kktabi:20190418210707j:plain
ボウモア外観(左)と土産コーナー(右)

ボウモア蒸留所ではツアーに参加してきました。ツアーには製造工程見学と試飲がセットになっています。

 

■製造工程見学

ツアーには15名ほどが参加してました。ガイドのおっちゃんはスコティッシュ訛りが強すぎて英語を聞き取るのが大変、しかも気温5度くらいなのになぜか半袖(笑)。

 

ボウモアといえば有名なのが床に敷き詰められたモルト(大麦)。これを4時間ごとにモルトマンが攪拌しているとのこと。実際にひいてみたら結構重かったです。

 

アイラウイスキーの特徴はなんといってもスモーキーな味わい。その源泉が炭化した泥炭であるピート。アイラではスモーキーなものは"peated whisky"、スモーキーでないものは"unpeated whisky"と区別して呼ばれています。

 

f:id:kktabi:20190418211348j:plain
f:id:kktabi:20190418211456j:plain
床に敷き詰められたモルト(左)、アイラウイスキーの代名詞であるピート(右)

 

蒸留ルームに大きな機械が目につきます。部屋も暖かく何やらいい匂いが。蒸留ポットといってこちらで蒸留をしているようです。奥に機械では

f:id:kktabi:20190418211321j:plain
f:id:kktabi:20190418212153j:plain
蒸留ポット(左)。かっこいい機械では色とかにおいのチェック(右)

 

見学最後の部屋となる保管庫。ウイスキーは樽の種類によって味と色が変わる。

f:id:kktabi:20190418211005j:plain

蒸留されたウイスキーは樽に保管される。

 ■試飲

見学が終わったらテイスティングルームで試飲です。3種類のウイスキー(12年、15年、18年)を試飲させていただきましたが、18年が一番おいしく、やはりウイスキーは古い方がいいお酒なんだなーと実感しました。スポイトで水を数滴たらすと味わいが変わって楽しめます。使ったグラスもお持ち帰り可能なので、お土産に最適です。

f:id:kktabi:20190418211031j:plain

3種類のウイスキー(12年、15年、18年)を試飲

 ■ボウモアツアー詳細

開始時間:土曜の11時

所要:1時間

値段:10£

内容:製造工程見学と試飲3種類

その他:人気なので要予約

 

f:id:kktabi:20190418210910j:plain

海沿いには大きなボウモアの文字が

【②カリラ蒸留所(Caol Ila)】

続いては島の北東に位置するカリラ蒸留所です。北東には3つ蒸留所があり、カリラが一番手前にあります。カリラはアイラの中で最も生産量が高く、アイラの巨人と呼ばれているらしいです。

f:id:kktabi:20190418215612j:plain

カリラ蒸留所外観

カリラ蒸留所ではツアーに参加せず試飲のみをおこないました。蒸留所について初めて知ったのですが試飲はなんと、、無料です!!受付の人に時間がないのでツアーできないと言ったら、「無料で試飲できるわよ(complimentary tasting)」言われました。なんというホスピタリティ!

 

f:id:kktabi:20190418215902j:plain

ツアーに参加しなくても無料で試飲させてもらえた

 試飲は5種類の中から4種類を選んで飲ませてもらいました。どのウイスキーも質が高く、中でもUnpeatedの18年はこの旅行中に飲んだウイスキーで一番おいしかったです! 

f:id:kktabi:20190418214803j:plain

特に美味しかった2本。Unpeatedの18年(右)はこの旅一番のおいしさ

量も質も兼ね備えたカリラ蒸留所、もし次アイラ島に来ることがあればツアー参加してみたいと思いました。

 

f:id:kktabi:20190419074235j:plain
f:id:kktabi:20190418220507j:plain
ロビーの様子(左)、蒸留所の外には美しい景色が広がる(右)

 次の記事では初日に回った残りの3蒸留所を紹介していきます!