【ウイスキーの聖地】アイラ島蒸留所巡りpart1
さて、前回はアイラ島訪問時の注意点や費用などについてお伝えしましがた、今回は全9蒸留所を訪問した順に紹介していきたいと思います。
【訪問順】
■初日
②カリラ蒸留所(Caol Ila)
③アードナホー蒸留所(Ardnahoe)*
④ブナハーブン蒸留所(Bunnahabhain)
⑤キルホーマン蒸留所(Kilchoman)
■2日目
⑥ブラックラディ蒸留所(Bruichladdich)
⑦ラガブーリン蒸留所(Lagavulin)**
⑨アードベック蒸留所(Ardbeg)**
*ツアーに参加したところ、それ以外はテイスティングのみ
** テイスティングが有料、それ以外は無料でした
初日はボウモアから北アイラ、2日目に残りと南アイラの3つ(クレイジージャーニーではアイラのクリンナップって言ってました)に行った感じです。アードナホー蒸留所ができて9蒸留所となったので野球チーム作れますね。
さて最初はボウモア蒸留所です。アイラの中央に位置する、空港からの近く、アイラ最古でとても有名な蒸留所です。ボウモアの街はアイラで一番栄えてる街で、ホテルがたくさんあり、夜10時までやってるスーパーやピザ屋さんもありました。
ボウモア蒸留所ではツアーに参加してきました。ツアーには製造工程見学と試飲がセットになっています。
■製造工程見学
ツアーには15名ほどが参加してました。ガイドのおっちゃんはスコティッシュ訛りが強すぎて英語を聞き取るのが大変、しかも気温5度くらいなのになぜか半袖(笑)。
ボウモアといえば有名なのが床に敷き詰められたモルト(大麦)。これを4時間ごとにモルトマンが攪拌しているとのこと。実際にひいてみたら結構重かったです。
アイラウイスキーの特徴はなんといってもスモーキーな味わい。その源泉が炭化した泥炭であるピート。アイラではスモーキーなものは"peated whisky"、スモーキーでないものは"unpeated whisky"と区別して呼ばれています。
蒸留ルームに大きな機械が目につきます。部屋も暖かく何やらいい匂いが。蒸留ポットといってこちらで蒸留をしているようです。奥に機械では
見学最後の部屋となる保管庫。ウイスキーは樽の種類によって味と色が変わる。
■試飲
見学が終わったらテイスティングルームで試飲です。3種類のウイスキー(12年、15年、18年)を試飲させていただきましたが、18年が一番おいしく、やはりウイスキーは古い方がいいお酒なんだなーと実感しました。スポイトで水を数滴たらすと味わいが変わって楽しめます。使ったグラスもお持ち帰り可能なので、お土産に最適です。
■ボウモアツアー詳細
開始時間:土曜の11時
所要:1時間
値段:10£
内容:製造工程見学と試飲3種類
その他:人気なので要予約
【②カリラ蒸留所(Caol Ila)】
続いては島の北東に位置するカリラ蒸留所です。北東には3つ蒸留所があり、カリラが一番手前にあります。カリラはアイラの中で最も生産量が高く、アイラの巨人と呼ばれているらしいです。
カリラ蒸留所ではツアーに参加せず試飲のみをおこないました。蒸留所について初めて知ったのですが試飲はなんと、、無料です!!受付の人に時間がないのでツアーできないと言ったら、「無料で試飲できるわよ(complimentary tasting)」言われました。なんというホスピタリティ!
試飲は5種類の中から4種類を選んで飲ませてもらいました。どのウイスキーも質が高く、中でもUnpeatedの18年はこの旅行中に飲んだウイスキーで一番おいしかったです!
量も質も兼ね備えたカリラ蒸留所、もし次アイラ島に来ることがあればツアー参加してみたいと思いました。
次の記事では初日に回った残りの3蒸留所を紹介していきます!