【ウイスキーの聖地】アイラ島蒸留所巡りPart2
前回に引きつづき、アイラ島の蒸留所をご紹介していきます。
【③アードナホー蒸留所(Ardnahoe)】
続いては北東シリーズの中堅、アードナホー蒸留所です。ここはアイラで一番新しい9番目の蒸留所です。
実はアイラに来るまで、この存在を知りませんでした。初日の朝食時にwikipediaでアイラ島情報を調べていたら"There are nine active distilleries"との説明が。え、、9つ?8じゃないの?事前の予習でみたクレイジージャーニーと言ってることが違うぞ。wikiを疑いながらもよくよく読んでみると"opened in April 2019"とのこと、なんと今月オープンしたばっかりでした。
うわ、まじか!全部蒸留所回ることを目的にしてたので、慌てて計画を変更し日程に組み込みました。しかもちょうどいい時間にツアーがあったので参加してきました。
建物に入るとすぐ広々とした空間が。ツアー開始まで時間があったのでグッズをみたり、ソファでくつろいだりしてました。
機材が置きっぱなしだったり、ディスプレイの場所を変更したりあわただしい感じでした。それもそのはず受付の方にきいたところ前日が関係者向けのプレオープン、今日が公式オープンとのこと!おおまじか、おそらく日本人初の訪問者、もしかすると世界初の9か所制覇できるんちゃうか?とおもってテンション爆上がりでした。
さてツアー開始、グループは我々以外に2組、エジンバラとドイツからきてるらしい。ボウモアと違って説明がききとりやすい(笑)!
製造設備も最新で、清潔。眺めがきれいでした。
最後は樽が並ぶおしゃれな部屋で試飲。まだアードナホー蒸留所で生産したウイスキーは世に出てないので、ツアーでは別のブランドのウイスキーを試飲させてもらいました。ウイスキーは数年寝かて初めて一人前ですからねー。
さてツアーはここでおしまいです。建物も大きくなく1時間弱のコンパクトなツアーでしたが、最古のボウモアと最新アードナホーの対比を見れて、ウイスキーのことをより知ることができた気がします。また数年後ができあがったら、飲みに来たいなーと思いました。
ツアー終わってから知ったのですが、一緒のツアーにいたドイツ人の一人は日本とドイツで活動するアンディさんというミュージシャンという方で、日本語もちょっとしゃべれてました。なんという偶然!
■ツアー詳細
開始時間:土曜の14時
所要:1時間弱
値段:10£
内容:製造工程見学と試飲1種類
【④ブナハーブン蒸留所(Bunnahabhain)】
北東シリーズ最後はブナハーブン蒸留所です。
ここでもツアーに参加せず4種類を試飲だけさせていただきました。(こちらも無料でした!)ブナハーブン蒸留所ではアイラでは珍しく、Unpeatedの(スモーキーでない)ウイスキーが主流らしいです。
ここの前に訪問したアードナホー蒸留所で受付女性がブナハーブンは建物がボロいけど、ウイスキーは一番好きよ的なこと言ってましたが、本当に建物は年季が入ってました。
外は天気も良く、いい景色でした。
【⑤キルホーマン蒸留所(Kilchoman)】
初日最後はキルホーマン蒸留所です。
ここはアイラで2番目に新しく、唯一平原のど真ん中にあります。他の蒸留所は海沿いにありますが、昔アイラの蒸留所は港の役割をしてたから、海沿いに集まっているのだとか。とても風が強かったのと、他の蒸留所から離れていて、ちょっとアクセスが悪かったです。
ここでは2種類を試飲させていただきまきました。(無料でした、あざす!)
奥にはカフェもあり、ゆっくりできました。ちなみにここら辺一体は電波もなく蒸留所にはwifiもありませんでした。タクシーとか必要なら電話で呼ぶわよ、と言ってくれました。
以上で初日の蒸留所巡りは終わりです。この後は宿の近くにあるスーパーで買い出し、ホテルチェックイン、レストランで夕食をとりました。
次の記事では2日目蒸留所巡りです。