ロシアの入国で揉めた話
別の記事で書いたようにロシアにビザなしルートで行ってきました。入国がサンクトペテルブルクの港でしたが、そこで一悶着ありました。
原因は僕のパスポートにあります。というのもICチップが壊れているのです。これは三年前くらいからなんとなく把握していたことなんですが、どうやらICをかざしても顔写真が表示されないようで、ロンドンの大使館で実際に画面を見せてもらいました。名前や生年月日など他の情報は表示されてました。
新しいパスポートに更新することは可能とのことでしたが、残存期間が3年くらいあり、料金も安くないためそのまま使用しています。大使館の方にも使ってはいけない、ということは言われなかったので。
そのことでいままで実際大きな不都合があったかというと、そうでもないです。細かいのはいくつかありました。
①自動化ゲートが通れない。
顔認証ではじかれるため、有人ゲートに行くことになります。
②有人ゲートで揉めて時間がかかる。
ほとんどの国では問題ないのですが、今までに日本、イギリス、イタリア、ルーマニアでは別室にいかされたり(1分くらいで何事もなく終了)、職員が別室に確認に行ったり(5分くらいで渋々通してくれたり)、別のID(UKの運転免許証)を提示させらりたりしました。
今回のロシアも②のパターンだったのですが、とりわけ拘束時間が長かったです。別室に連れてかれ名前、国籍、渡航目的、滞在日数、ホテル、美術館、ツアーの予約有無などきかれ、その後SNS(FB)のプロフィールページを見せたり、イギリスのビザ(BRPカード)を提示したり、顔写真を撮られたりと、色々あり結局1時間近くかかりました。
最終的には渋々通してくれましたが、時間が限られる日帰り旅行には大きな痛手でした。でもロシアに入国できたのでよかったです!
ちなみに帰り(出国時)は職員に話が通ってたようで、「コイツか」みたいな顔で見られましたがすんなり通してくれました。